久々の更新です。
今回は「進化し続ける技術」と題しました。
一応ファッションコラムですから洋服に関してなのですが、
縫製する前段階までのいわゆるテキスタイルがテーマです。
皆さんもご存じの通り、昨今洋服のタグには中国製などのアジアの
近隣諸国製が非常に増えてきています。
更にスポーツ用途に至っては、国産を探す方が難しいかも知れません。
なぜそうなっているのか?
一般的には人件費の差が大きいといわれています。コストに直結する為です。
国内アパレルがこぞって海外の生地を採用するのは、激化する価格競争に打ち勝つ為、多少品質や運搬のリスクを背負っても低コストに仕上げたい
のです。
更にここ数年はその品質も相当上がってきており、商品によっては
日本製と遜色ないレベルまできています。
話は逸れましたが、ここでお題の「進化し続ける技術」・・・これはそれらのアジア近隣国についてではなく、我が日本についてです。
日本の繊維が発展してこれたのは、その開発力・技術力です。
これは年々進化し続けています。
例えばかつて綿と言えばカジュアルの代名詞でした。
Tシャツなどに代表されるアイテムですが、数回着れば毛羽が出始め、
最後にはパジャマになっちゃいますよね・・・^^
日本ならこの綿を、特殊な加工により高級素材に変化させる事も可能です。
薬剤によって糸を締まらせ毛羽の噴出を防いだり、蒸気を使用した技術で表面にまるでレーヨンの様な光沢を再現する・・・。などです。
更に言えばウール素材。
ウールセーターなどはチクチクしてなかなか苦手・・という方や、
取扱いが面倒で・・・という方もいます。
しかし日本で最高の加工を施せば、チクチクはとれる、家庭で洗濯しても縮まない、ストレッチがある、などおおよそ見ただけではウール素材と判断できないほど変化させる事もできます。
これらの様に、海外が絶対マネできない、進化し続ける技術が
海外製に押されてきているとはいえ、世界的に日本製が重宝される
要因とも言えるでしょう。
余談ですが、中国にいる年収1千万以上の富裕層は、日本のそれの数倍。
実は、彼らはこぞって日本製の洋服を購入しています。
その証拠に、日本アパレルの中国出店は後を絶ちません。
機会があれば、ネットで調べてみると面白いかも知れませんね^^